時計を落としたりぶつけたりしてしまい、
ガラス部分にひびが入ったり割れたりした場合は、ガラス交換となります。
一般的には、ガラスではなくプラスチックの場合は「風防」と呼びます。
風防もガラスも、メーカーやモデルによって価格には大きな差があります。
オーバーホール同様、時計の値段が高額であればあるほど、
ガラス交換の料金も高額となる傾向にあります。
基本的にはそのままパーツ交換となりますが、
すでに部品生産が終了していて在庫もない場合は、ガラス・風防作成となります。
作成を行っているかどうかはお見積もり・お問い合わせください。
私ども愛知時計修理店では、
なお風防の浅い傷なら、交換せずとも磨き・研磨で除去することが可能な場合もございます。
ガラス交換にあたって注意点がございます。
まず、ガラスが割れた場合は、細かな破片が機械内部に入っている場合がございます。
腕時計の機械部分は非常に精密にできているため、
肉眼ではよく見えないくらいの小さな破片が入っただけでも不具合が生じる可能性があります。
したがって、場合によってはガラス交換と同時に、
分解掃除(オーバーホール)を必要とすることもあります。